グレージュ外壁が人気の理由は?費用相場と失敗しない色選びのコツを解説

グレージュ外壁が人気の理由は?費用相場と失敗しない色選びのコツを解説

  • 外壁塗装

「グレージュの外壁ってよく見かけるけど、実際どんな色なの?」「費用はどのくらいかかるの?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。グレージュ(グレーとベージュを合わせた造語)は、落ち着きと温かみを兼ね備えたニュートラルカラ […]

「グレージュの外壁ってよく見かけるけど、実際どんな色なの?」「費用はどのくらいかかるの?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。グレージュ(グレーとベージュを合わせた造語)は、落ち着きと温かみを兼ね備えたニュートラルカラーとして、近年外壁塗装でも人気が急上昇しています。

一方で「実際に塗ったらイメージと違った」「汚れが目立つか不安」「どんな塗料を選べばいいかわからない」といった声もよく聞かれます。この記事では、グレージュ外壁の費用相場・塗料の種類・配色パターン・失敗しない選び方まで、費用シミュレーションや色選びチェックリストを交えてわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。


グレージュ外壁の費用相場をまずざっくり確認しよう

まずは費用の目安をざっくりつかんでおきましょう。グレージュに外壁を塗装する費用は、基本的に「一般的な外壁塗装」と大きく変わりません。費用を左右するのは色よりも、使用する塗料のグレードと建物の大きさです。

塗料グレード20坪の目安30坪の目安40坪の目安耐用年数の目安
ウレタン系40万〜55万円60万〜75万円75万〜95万円5〜8年
シリコン系50万〜65万円70万〜95万円90万〜120万円10〜15年
フッ素系60万〜80万円85万〜115万円110万〜145万円15〜20年
無機系70万〜90万円100万〜135万円130万〜170万円20〜25年

※足場代(15万〜25万円程度)・下地処理・人件費を含む概算です。建物の形状・劣化状況・地域によって変動します。あくまで参考値としてご活用ください。

グレージュはグレーとベージュの中間色という性質上、汚れが馴染みやすく、色あせも目立ちにくいとされています。そのため極端に高グレードな塗料でなくても美観を保ちやすい色とも言われていますが、長期的なコストを考えると塗料選びは慎重に行うことが大切です。詳しくは次のセクション以降で解説します。


グレージュ外壁の費用を左右する主な要因

グレージュ外壁の塗装費用は、いくつかの要因によって大きく変わります。見積もりを受け取る前に知っておくと、内容をより正確に判断できますよ。

①外壁の面積・形状

塗装面積が広いほど費用は上がります。外壁面積の概算は「延床面積(㎡)× 1.2〜1.4」で求めることができます。たとえば延床面積100㎡(約30坪)の家なら、外壁面積は120〜140㎡程度が目安です。また、凹凸や入り組んだ形状が多い建物は作業に手間がかかり、費用が高くなりやすい傾向があります。

②塗料の種類・グレード

グレージュは比較的汚れや色あせが目立ちにくい色ではありますが、耐久性・防汚性の観点から塗料グレードを選ぶことが重要です。コスト重視ならシリコン系、長期間メンテナンスの手間を減らしたいならフッ素系・無機系が向いているでしょう。㎡単価の目安はシリコン系で2,500〜3,500円、フッ素系で3,000〜4,500円程度です。

③下地の状態・下地処理の程度

既存外壁のひび割れ(クラック:外壁に入る亀裂のこと)や塗膜の剥がれが多い場合は、塗装前に下地処理(塗料をしっかり密着させるための補修作業)が必要になります。下地処理の費用は劣化の程度によって5万〜15万円程度が目安です。グレージュは中間色のため下地の凹凸が目立ちにくいという利点はありますが、丁寧な施工が長持ちの基本です。

④足場代と築年数

2階建て以上の建物では仮設足場(作業員が安全に作業するための骨組み)が必要です。足場代は15万〜25万円程度(外壁面積1㎡あたり600〜1,000円が目安)かかることが多いため、屋根塗装や他のリフォームと同時に行うと費用を共有できて効率的です。また、築年数が古いほど下地補修が増える傾向があり、築20年を超えると下地処理費用が5万〜15万円程度加算されるケースも増えてきます。

⑤ツートンカラーにするかどうか

グレージュ一色だけでなく、白や茶系とのツートンカラー(2色を組み合わせた塗り分け)にする場合は、養生(ようじょう:塗料が塗り分け箇所に飛ばないようマスキングする作業)の手間が増えるため、通常より3万〜8万円程度費用が上がるケースもあります。ただしデザイン的な満足度は大きく上がりやすい選択肢です。


費用シミュレーション例と見積書の読み方

具体的なシミュレーション例

「自分の家ならいくらかかるか」を考えるうえで、具体的な計算例を見てみましょう。

【条件設定】
・築15年・30坪・2階建て・窯業系サイディング(板状のセメント系外壁材)
・使用塗料:シリコン系(ナチュラルグレージュ色)㎡単価:3,000円
・外壁面積:約130㎡
・ツートンカラー(1階:グレージュ、2階:ホワイト)
・コーキング(サイディングの継ぎ目に充填する防水素材)打ち替えあり

工事項目数量・内容費用(目安)
足場設置・撤去130㎡ × 850円11万500円
高圧洗浄130㎡ × 300円3万9,000円
下地処理・ひび割れ補修一式(築15年・標準的な劣化)5万〜8万円
コーキング打ち替え約100m × 900円9万円
外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り3回)130㎡ × 3,000円39万円
ツートン塗り分け養生費一式3万〜5万円
付帯部塗装(雨樋・破風板・軒天など)一式10万〜15万円
合計(概算)約81万〜91万円

※上記はあくまで計算例です。実際の費用は劣化状況・業者・地域により大きく異なります。

「この見積もりは高い?安い?」の判断基準

判断の目安内容・注意点
㎡単価が1,500円以下極端に安い場合は、材料の品質低下・塗り回数の削減が疑われます。必ず内訳を確認しましょう
㎡単価が6,000円以上高品質な塗料や難易度の高い工事でなければ、相場より割高な可能性があります
適正範囲の目安シリコン系なら㎡単価2,500〜3,500円、フッ素系なら3,000〜4,500円が一般的な目安です
「一式」表記が多い後から追加費用が発生するリスクがあります。内訳の詳細な明示を求めましょう
ツートン養生費の記載なしツートンを依頼しているのに養生費が含まれていない場合は要確認

グレージュ外壁におすすめの塗料と色選びのポイント

外壁の人気色ランキング|業界の傾向とグレージュの位置づけ

まず、外壁全体の人気色の傾向を知っておきましょう。業界全体の施工傾向として、以下のような順位が見られると言われています。

順位色の系統特徴・選ばれる理由
1位ホワイト・オフホワイト系清潔感・明るさ。最も幅広い住宅に合う定番色
2位グレー・シルバー系洗練感と汚れの目立ちにくさ。近年急上昇中
3位グレージュ系温かみと落ち着きの両立。特に30〜50代の住宅所有者に人気が高い
4位ベージュ・クリーム系温かみがあり周囲に馴染みやすい。和洋どちらにも合う
5位ブラック・チャコール系スタイリッシュ・モダン。若い世代を中心に需要が増加

※上記は業界の一般的な傾向を参考にしたものです。地域・建物スタイルによって異なります。

グレージュはランキング3位と、今や定番色のひとつになっています。「無難すぎず、個性的すぎない」という絶妙なポジションが多くの住宅所有者に選ばれている理由の一つと言えるでしょう。

グレージュの色幅を知ろう|どんなグレージュを選ぶか

ひとことに「グレージュ」と言っても、グレーよりのものからベージュよりのものまで幅広い色合いがあります。自分のイメージに合ったグレージュを選ぶのが最初のポイントです。

グレージュの種類特徴・印象合わせやすい外壁素材
グレー寄りグレージュ(スモーキーグレージュ)落ち着いたクールな印象。モダン・都会的な雰囲気金属系サイディング・窯業系サイディング
中間グレージュ(ナチュラルグレージュ)温かみと洗練感のバランスが絶妙。最も幅広い住宅に合う窯業系サイディング・モルタル
ベージュ寄りグレージュ(ウォームグレージュ)温かみがあり、和洋どちらにも馴染みやすい優しい印象モルタル・木目調サイディング
ダークグレージュ重厚感があり、高級感を演出しやすい。黒に近い落ち着き金属系サイディング・タイル

グレージュ外壁に向いている塗料グレード

以下に各塗料グレードの特徴をまとめました。グレージュは汚れが目立ちにくい色ですが、防汚性や耐久性の観点から塗料選びは慎重に行いましょう。

塗料の種類耐用年数㎡単価の目安特徴グレージュへの適性
ウレタン系5〜8年1,800〜2,500円柔軟性があり安価△ 短期間で塗り替えが必要になりやすい
シリコン系10〜15年2,500〜3,500円コスパが良く最もポピュラー◎ グレージュとの相性が良くバランスのとれた選択
フッ素系15〜20年3,000〜4,500円耐久性・防汚性が高い◎ 長期間美しいグレージュを維持したい方に最適
無機系20〜25年3,500〜5,500円最高水準の耐候性・防汚性◎ 長期メンテナンスコストを最小化したい方に

※耐用年数・㎡単価はメーカーや施工環境によって異なります。あくまで一般的な目安としてご参考ください。

色の経年変化|グレージュは色あせしにくい色

外壁の色は年月とともに変化します。色ごとの経年変化の傾向を知っておくことも、長く満足できる外壁選びのポイントです。

色の系統色あせのしやすさ経年変化の特徴
ブラック・濃色系⚠ しやすいグレーっぽくくすんでくる。チョーキング(白い粉がつく現象)が目立ちやすい
赤・オレンジ系⚠ しやすい紫外線(UV)で色素が分解されやすく、短期間で色が変わりやすい
ホワイト系△ やや目立つくすみや黄ばみが出てくる。汚れと区別しにくい
グレージュ系○ 目立ちにくい中明度の色は変化が視覚的に感じにくい。汚れとも馴染みやすい
グレー・ベージュ系○ 目立ちにくい多少の色あせが馴染みやすく、劣化が感知されにくい
アースカラー(カーキ・テラコッタ)系○ 目立ちにくい経年変化が「味わい」として受け入れられやすい

グレージュは色あせが最も目立ちにくいグループに属しています。これが「グレージュは長く美しさを保ちやすい」と言われる理由のひとつです。ただし、塗料グレードが低いと劣化のスピードは速くなりますので、最低でもシリコン系以上の塗料を選ぶことをおすすめします。

グレージュ外壁が人気の理由

  • 汚れが目立ちにくい:砂埃・雨だれ・コケなど、さまざまな汚れの色と馴染みやすい
  • 色あせが目立ちにくい:中明度の色は経年による色の変化が視覚的に感じにくい
  • どんな住宅スタイルにも合わせやすい:和風・洋風・モダン・ナチュラルなど幅広いデザインと調和する
  • 周囲の街並みに馴染みやすい:主張しすぎないニュートラルカラーで、近隣から浮きにくい
  • 飽きにくい:流行に左右されにくい普遍的な色合いで、長期間使っても後悔しにくい

ツートンカラーの黄金比と失敗しにくい組み合わせ例

グレージュ単色も美しいですが、アクセントカラーとのツートンでさらにおしゃれな外観を演出できます。配色の目安として一般的に言われているのは「メインカラー:アクセントカラー=7:3」の黄金比です。グレージュをメインにする場合は外壁全体の約7割をグレージュ、残り3割をアクセントカラーで仕上げるとバランスが取りやすいとされています。

配色パターン比率の目安印象・特徴おすすめの人
グレージュ × ピュアホワイト7:3清潔感と温かみが両立。最も人気の高い組み合わせ明るく上品な印象にしたい方
グレージュ × ダークブラウン7:3自然素材の温かみが加わり、ナチュラルモダンな印象に温かみのある落ち着いた雰囲気にしたい方
グレージュ × チャコールグレー7:3同系色でまとめたシックで都会的な印象。全体が引き締まるクールでスタイリッシュな外観を目指す方
グレージュ × テラコッタ(レンガ調の赤褐色)8:2アクセントの赤みがオシャレ感をプラス。南欧風の雰囲気個性的でおしゃれな印象にしたい方
グレージュ × ネイビー(濃紺)7:3トレンド感のある組み合わせ。玄関まわりのアクセントに最適トレンドを取り入れながら上品にまとめたい方

色選びの失敗パターンと回避法

外壁の色選びで起きやすい失敗と、その回避策をまとめました。事前に知っておくことで、後悔のリスクを大幅に下げることができます。

よくある失敗パターン主な原因回避策
思ったよりくすんで暗く見えた面積効果(色は面積が広いほど明暗が強調される)を考慮していなかったA4サイズ以上の大きな色板を実際の外壁に当てて確認する。ワントーン明るめを選ぶ
隣の家と似た色になってしまった施工前に近隣の外壁色を確認していなかった周辺の住宅の色調を事前に確認。ツートンのアクセントで差別化する
カタログと実際の色が違った照明・素材感・面積の違いによる色の見え方の差カラーシミュレーション(外壁に色を合成した画像)の提示を業者に依頼する
全体的に単調に見えたグレージュ単色で変化が少なかった軒天(のきてん:屋根の裏側の部分)や雨樋にアクセントカラーを入れるだけで変化が出る
ツートンの塗り分けラインがイメージと違った施工前に塗り分け箇所を図面や写真で確認していなかった塗り分け箇所(1・2階の境目、破風板の色など)を事前に書面で明確に確認する

グレージュ外壁の色選びチェックリスト

色を最終決定する前に、以下のチェックリストで確認してみましょう。

  • ☐ A4サイズ以上の色板を外壁に当てて、晴天・曇天・日陰でそれぞれ確認した
  • ☐ 近隣の家の色調を確認し、著しく浮かない色・配色を選んだ
  • ☐ カラーシミュレーション画像を業者に提示してもらった
  • ☐ ツートンの場合、塗り分けラインの位置を実際の建物で確認した
  • ☐ 軒天や雨樋などの付帯部の色もあわせて検討した
  • ☐ 塗料のメーカー名・品番・色番号が見積書に明記されている
  • ☐ グレージュ系の施工事例写真を業者から見せてもらった
  • ☐ 防汚性の高い塗料であることを確認(または業者に相談)した

グレージュ外壁で失敗しないための実践ノウハウと業者選び

塗り替えサインを見逃さないために

グレージュは汚れや色あせが目立ちにくいぶん、劣化に気づくのが遅れやすいという面もあります。以下のサインが見られたら塗り替えを検討するタイミングかもしれません。

  • チョーキング(外壁を触ると白い粉がつく現象)が発生している(塗膜が劣化しているサイン)
  • 外壁の一部にひび割れや浮き・剥がれが見られる
  • コーキング(継ぎ目の防水処理部分)がひび割れたり、やせ細っている
  • 外壁を触るとザラザラや吸水感がある(防水性が低下しているサイン)

業者選びのポイント

グレージュ外壁の仕上がりの美しさは、業者の技術力に大きく左右されます。以下のポイントを確認しながら業者を選びましょう。

  • グレージュ系の施工実績があるか:カラーサンプルや施工写真を見せてもらいましょう
  • カラーシミュレーションの提案があるか:仕上がりをイメージしやすいよう協力してくれる業者は信頼度が高いと言えるでしょう
  • 見積書に塗料の品番・色番号が明記されているか:後からのトラブル防止に欠かせません
  • 必ず3社以上から相見積もりを取る:同じ工事でも業者によって20〜40%の差が出ることがあります

悪徳業者の手口と対策

よくある手口見分け方・対策
「今すぐ決めないと損」と突然訪問して急かす優良業者はその場での即決を求めません。冷静に断り複数社に相見積もりを
「一式」だらけで内訳不明な見積もり内訳の明示を必ず求めましょう。説明できない業者は要注意
㎡単価1,500円以下の極端に安い見積もり手抜き工事・塗り回数の削減が疑われます。適正価格か必ず確認を
施工実績・色見本の提示を拒否する実績を見せられない業者への依頼は避けましょう
カラーシミュレーションを「できない」と断る現代の塗装業者の多くは対応可能。提案力のある業者を選びましょう

「おかしいな」と感じたら、その場で決断せず、クーリングオフ(契約書受け取りから8日以内なら無条件で解約できる制度)を活用することも頭に入れておきましょう。

見積書のチェックポイント

  • 塗料のメーカー名・品番・色番号(グレージュ系の具体的な色名)が明記されているか
  • 塗装回数(下塗り・中塗り・上塗りの3回が基本)が記載されているか
  • 足場代・下地処理・コーキング費用が内訳として明示されているか
  • ツートンの場合、塗り分けの養生費用と塗り分け箇所が明確か
  • 付帯部(雨樋・破風板・軒天など)の塗装が含まれているか
  • 保証内容(年数・対象範囲)が具体的に書かれているか

補助金・火災保険の活用も確認しておこう

自治体によっては外壁リフォームに対して補助金・助成金が利用できる場合があります。工事前にお住まいの市区町村の公式サイトや窓口で確認しておきましょう。補助額は地域によって異なりますが、5万〜30万円程度の補助が受けられることもあると言われています。また、台風・強風・雹(ひょう)などの自然災害が原因の損傷は火災保険が適用できる可能性もあります。一方、経年劣化・色あせは保険対象外となるのが一般的です。加入中の保険内容を事前に確認しておくと安心です。

※補助金・助成金の内容・条件は自治体によって異なり、予算上限に達すると年度途中で終了する場合もあります。最新情報は各自治体の公式サイトでご確認ください。


よくある質問

Q1. グレージュはどんな家に合いますか?

A. グレージュは和風・洋風・モダン・ナチュラルなど、ほぼあらゆる住宅スタイルに合わせやすいのが大きな特徴です。特に窯業系サイディング(日本で最も普及している板状のセメント系外壁材)や、木目調の素材との相性が良いと言われています。「どんな色にしたらいいかわからない」という方にも、失敗リスクが少ない選択肢として人気があります。

Q2. グレージュ外壁は汚れが目立ちにくいですか?

A. グレージュはグレーとベージュの中間色で、砂埃・雨だれ・コケ・排気汚れなど、さまざまな汚れの色に馴染みやすいと言われています。真っ白や真っ黒と比べると汚れの目立ちにくさはトップクラスです。ただし、日当たりや立地によって汚れの付き方は異なりますので、防汚性(汚れを付きにくくする機能)の高い塗料を選ぶとさらに安心でしょう。

Q3. グレージュはサンプルと実際の色が違って見えることはありますか?

A. はい、グレージュは特に面積効果(色は面積が広いほど明暗が強調される現象)の影響を受けやすい色のひとつです。小さな色見本ではやや明るく、温かく見えたグレージュが、実際の外壁全体に塗ると「くすんだ」「思ったより地味」と感じるケースがあります。A4サイズ以上の大きな色板を実際の外壁に当てて確認するか、カラーシミュレーション画像の提示を業者に依頼することを強くおすすめします。

Q4. グレージュ外壁は何年おきに塗り替えが必要ですか?

A. 使用する塗料のグレードによって異なりますが、シリコン系なら10〜15年、フッ素系なら15〜20年が塗り替えの目安と言われています。グレージュは色あせが目立ちにくいぶん、劣化のサインを見逃しやすい傾向があります。年に1〜2回程度、外壁を触ってチョーキング(白い粉がつく現象)が起きていないか確認する習慣をつけておくと安心です。

Q5. グレージュと似た色(グレー・ベージュ)との違いは何ですか?

A. グレーは洗練感・モダン感が強い一方で、冷たい印象を与えやすく、白い汚れが目立つこともあります。ベージュは温かみがあり馴染みやすいですが、やや昔ながらのイメージが残ることもあります。グレージュはその両方の長所を取り入れた中間色で、「洗練されているけど冷たくない」「温かみがあるけど古くさくない」という印象を実現しやすい色と言えるでしょう。迷ったときはグレージュを選ぶと後悔しにくいとも言われています。


まとめ

この記事でお伝えした内容を簡単に振り返りましょう。

  • グレージュ外壁の費用は一般的な外壁塗装と大きく変わらず、30坪でシリコン系なら70万〜95万円、フッ素系なら85万〜115万円程度が目安
  • グレージュは外壁の人気色ランキング3位で、汚れが目立ちにくく・色あせしにくく・どんな住宅スタイルにも合わせやすいという実用的なメリットがある
  • 色あせのしにくさではグレージュはトップクラス。ただし塗料グレードが低いと劣化は早まるため、最低でもシリコン系以上を選ぼう
  • グレーより・ベージュより・ダーク系など色合いの幅が広いため、大きなサンプルで実際の外壁に当てて確認することが大切
  • ツートンはグレージュ×ホワイト・グレージュ×ダークブラウン・グレージュ×チャコールグレーなどが人気。黄金比は7:3
  • 面積効果に注意し、カラーシミュレーション画像の確認を業者に依頼しよう
  • 業者選びは必ず3社以上の相見積もりで比較し、施工実績・見積書の内訳を必ず確認する

グレージュは「失敗しにくい色」と言われる一方、色合いの確認と業者選びを丁寧に行うことで、さらに満足度の高い仕上がりを実現できます。まずは複数の業者に相談し、自分の家に合った色と塗料を一緒に探してみましょう。

外壁・塗装コネクトでは、複数の業者に一括で見積もりを依頼することができます。グレージュ外壁の施工実績がある業者を手間なく比較したい方は、ぜひ活用してみてください。

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