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樹脂系サイディングとは外壁材の一つで、張替え工事などを検討していると耳にする場面も多い外壁材の一つです。

他の窯業系サイディング、金属系サイディングなどと比べると日本でのシェア率はかなり低いですが、他にないメリットもあり、住んでいる地域の気候や工事の目的によっては適した外壁材と言えるでしょう。

今回は樹脂系サイディングについて、特徴や費用をご紹介します。

1樹脂系サイディングとは?

樹脂系サイディング(Vinyl Siding)とは、「塩化ビニル樹脂」を主原料としてつくられたサイディングです。

日本でのシェア率はわずか1%程度といわれておりほとんど使用されていないのが現状ですが、北欧などでは古くから使用されていて50%程のシェア率を占めるなど人気の外壁材です。

2樹脂系サイディングのメリット・デメリット

樹脂系サイディングの大きな特徴と言えば、メンテナンスフリーと言われるほどの耐久性の高さと、凍害に強く寒冷地などでの使用に適していることです。

他の外壁材と比べた場合のメリットとデメリットとしては以下のようなものがあります。

2-1 メリット

●耐久性が非常に高い

樹脂系サイディングの耐久性は、他のサイディング材と比べると群を抜いて高いと言えます。

メンテナンス頻度は窯業系サイディングが7~10年、金属系サイディングが10~15年程度であるのに対して、樹脂系サイディングは20~30年程度と言われています。

通常サイディング材には表面に塗料が塗られており、建築から時間が経つにつれてこれらの塗料が劣化し色褪せなどが目立つため再塗装が必要になりますが、樹脂系サイディングは素材自体に顔料が含まれているため色褪せが起こらず、再塗装の工事は一部の例外を除いてはほぼ不要と言われています。

サイディング同士のつなぎ目部分にあるシーリングの補強工事なども、通常のサイディングであれば5~10年に一度は必要ですが、樹脂系サイディングの場合にはそもそもシーリング材を使用せず施工できるものもあります。

シーリングを使用しなければ、補修工事も不要となります。

●凍害と塩害に強い

北欧で多く普及している樹脂系サイディングですが、その理由の一つとして凍害に強いということがあげられます。

外壁材が凍結するとひび割れなどに繋がる恐れがありますが、樹脂系サイディングは撥水性があり水や湿気を吸い込むことが少ないので、凍結することはほぼありません。

さらに、塩分を含んだ雨などによって錆びついてしまうことも少ないため、海浜地域などでも安心して使用できるのが特徴です。

●非常に軽い

窯業系サイディングは主成分としてセメントを使用しています。

それに対して樹脂系サイディングは「塩化ビニル樹脂」、つまりプラスチック系の材料を使用しているため非常に軽く、窯業系サイディングの10分の1程度の重さです。

外壁材が軽いと建物への負担が少なくなるため、地震の際などに揺れを軽減できるというメリットがあります。

2-2 デメリット

●施工できる業者が少ない

先にも説明した通り、日本でのシェア率は1%程度と非常に少ないです。

そのため、施工できる業者に限りがあり、実績のある業者を探すのは簡単ではありません。

工事の難易度も高く、しっかりとした技術を持つ業者も少ないのが現状です。

●費用が高い

メンテナンスには手間がかからないものの、珍しい外壁材なので、導入にかかる費用は他の外壁材に比べて高いです。

(詳しい価格については3章で詳しくご説明します。)

●デザインのバリエーションが少ない

日本で最も多く普及している窯業系サイディング、金属系サイディングなどに比べて、樹脂系サイディングは色やデザインの種類がとても少ないです。

色やデザインにこだわりがある場合には、樹脂系サイディングは適していないと言えるでしょう。

3施工のポイントと費用

3-1 樹脂サイディングが適しているのはどんな場合?

樹脂系サイディングのメリット・デメリットをご紹介してきましたが、では、樹脂系サイディングが適しているのはどういった場合なのでしょうか。

家の状況や周囲の気候など時と業況によって様々ですが、概ね以下のような場合には樹脂系サイディングが適しているといえるのではないでしょうか。

3-2 施工にかかる費用

ここで、樹脂系サイディングの施工にかかる費用を具体的にチェックしてみましょう。

樹脂系サイディングで張替え工事を行った場合の費用の相場としては、150~230万円程度です。(施工の面積によって異なります。)

他の外壁材に比べると頻度は少なくなりますが、メンテナンスとして塗装の工事を行う場合、1回100万~180万程度は費用が掛かります。

3-4 他の外壁材との費用の比較

日本で最も多く普及している窯業系サイディングと、次いで人気のある金属系サイディング、またビルなど大型の建物で多く使用されるALC(軽量気泡コンクリート)と、樹脂系サイディングの費用をそれぞれ比較すると、以下のようになります。

<主な外壁材の費用の比較>
外壁材 単価 費用相場
樹脂系サイディング 4,000円~9,000/㎡ 150万円~230万円
窯業系サイディング 3,000~7,000円/㎡ 100万円~200万円
金属系サイディング 3,500~9,000円/㎡ 120万円~200万円
ALC 6,000~10,000円/㎡ 200万円~400万円

※費用はあくまで目安です。

メンテナンスの頻度はこれらの外壁材の中では最も抑えられるため、長期的にみると費用を抑えられる可能性はありますが、施工時には決して安くない費用がかかると言えそうです。

4まとめ

樹脂系サイディングはまだまだ普及率が低い外壁材です。

しかし、耐久性の高さなど他の外壁材にはないメリットも多くあり、しっかりと施工ができる優良な業者に出会うことができれば、長期的に利点の多い工事をすることも可能と言えるでしょう。

寒冷地に住んでいる場合や、他の外壁材ではどれも納得がいかないという場合は、一度検討してみてもいいのではないでしょうか。

外壁・塗装コネクトでは、地域の優良業者、実績のある業者を厳選し、ご紹介を行っております。

何かお困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。

外壁材では窯業系サイディングが主流な中、近年では金属系のガルバリウム鋼板が注目され始めています。窯業系サイディングに比べて軽量で耐震性が高いことなどが人気の理由ですが、その外にもガルバリウム鋼板にはいくつかのメリットがあります。逆にガルバリウム鋼板とはいえ万能なわけではなくデメリットもあるので、選ぶ際には特徴をよく理解しておくことが大切でしょう。

この記事では、ガルバリウム鋼板の特徴や施工時の費用、メンテナンス方法などの基礎知識をお伝えします。

1ガルバリウム鋼板とは?

1-1 ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウムとは亜鉛とアルミニウムの合金めっき鋼板です。それまで使用されていたトタンに比べて錆びにくく耐久性が高いのが特徴で、外壁材の中では窯業系サイディングについで多く使用されています。

1-2 耐用年数

ガルバリウム鋼板の耐用年数は20~30年程度と言われています。金属を使用しているため塩害に弱く、海辺などでは劣化が早まるケースがあります。また、外壁材の機能を維持するために、表面の塗装が剥がれてきた際などにはメンテナンスが必要になります。外壁であれば10~15年に一度程度は様子を見て塗装のメンテナンスを行うようにしましょう。それ以前にも細かいひび割れや部分的なサビなどが見つかった場合には、早い段階で修理を行っておくことが大切です。

1-3 施工費用とメンテナンス費用

ガルバリウム鋼板を利用して外壁の施工を行った場合には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

●施工費用

張替え工事を行った場合にかかる費用としては、一般的な30坪~40坪程度の家であれば120~250万円程が相場でしょう。施工部分の面積や、断熱材入りのものを使用するかどうかなどによって費用は異なります。また、張替えではなく重ね張り(カバー工法)を行った場合には、既存の外壁材の処分にかかる費用などがなくなるため、100万~230万程度とやや安くなる傾向にあります。ガルバリウム鋼板の単価は3,500円~6,000円/㎡程度で、窯業系サイディングの3,000~7,000円/㎡程度ですので、比較しても施工業者によりますが価格はそれほど変わらないといえるでしょう。

●メンテナンス費用

ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法としては塗装、部分的なひび割れの補修などがあります。

塗装にかかる費用は30坪~40坪の家であれば60万~120万程度と言われています。使用する塗料によって、シリコン樹脂塗料であれば60万~90万程度、遮熱系の塗料などを使用した場合には90万~130万程度の費用がかかります。部分修理は、小さなひび割れの補修などなら5万程度で終わるものもありますが、足場の設置が必要になると30万以上かかることもあります。

2ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

ガルバリウム鋼板は高性能な外壁材として注目を集めていますが、他の屋根材と比較してみるとデメリットもないわけではありません。

2-1 メリット

ガルバリウム鋼板のメリットとしては以下のような点です。

●ガルバリウム鋼板のメリット

・軽量で建物への負担が少なく、耐震性が高い

・耐火性が高い

・防水性が高い

・トタンよりも錆びにくい


●ガルバリウム鋼板のデメリット

・外的な影響による凹みや傷などに弱い

・デザインは窯業系サイディングに比べるとシンプルで賛否両論がある

・塩害に弱い

・結露しやすい

・ガルバリウム自体の断熱性が低いので、断熱材入りのものを使うなど工夫が必要

2-3 窯業系サイディングとの比較

窯業系サイディングは、現在日本で最も多いシェア率を誇る屋根材です。ガルバリウム鋼板とはどういった違いがあるのか比較してみましょう。

ガルバリウム鋼板 窯業系サイディング
単価 3,500円~6,000円/㎡程度 3,000~7,000円/㎡
耐用年数 30年程度 30年程度
重量 5.7kg/㎡ 17.3kg/㎡
デザイン性 ややバリエーションが少ない 種類が豊富
その他 ・塩害に弱い
・傷がつきやすく、そこから錆が出やすい
・水を弾く性質があり凍結による劣化が起きにくい
・熱がこもりやすいため、夏は室温が高くなりやすい
・素材自体に防水性能がない
・耐火性に優れている

耐火性についてはガルバリウム鋼板も決して低いわけではありませんが、窯業系サイディングの中の特に耐火性が高いものに比べるとやや劣ります。窯業系サイディングは不燃材料などと言われるほど防火性が高く、住宅が密集している地域で火事が起きた際に燃え広がりを最小限に抑えることを考えて作られた外壁材です。

耐震性については、外壁材の重量が軽いほど高くなるといわれています。重量が軽い屋根材ほど、地震の際に建物の揺れを軽減できるためです。ガルバリウム鋼板は一般に普及している外壁材の中では特に重量が軽いため、耐震性が気になる場合にはおすすめです。

3ガルバリウム鋼板を施工できる業者

3-1 業者の種類と選び方

ガルバリウム鋼板は窯業系サイディングに比べて普及率も低く、どの業者であっても実績が豊富とは限りません。施工の際には、金属系サイディングの施工実績がしっかりとある業者かどうか見極めることが大切です。また、ガルバリウム鋼板の良さばかりを強調して契約を迫るような業者にも注意が必要でしょう。ガルバリウム鋼板は費用、機能面などバランスが良く優秀な外壁材ですが、他の外壁材と比べた際にデメリットもあるので、それぞれの特徴についてしっかりと教えてくれる業者を選ぶようにしましょう。施工だけでなく塗装などの定期的なメンテナンスが必要になることもあるので、先々のことまで考えて信頼できる業者を探すのがおすすめです。

3-2 まとめ

ガルバリウム鋼板は窯業系サイディングに比べるとまだ普及率は低いですが、耐震性の高さやメンテナンスまでの期間が長いことなどから、近年では徐々に注目を集めている外壁材の一つです。費用は窯業系サイディングに比べてやや高額になることもありますが、耐震性などが特に気になる場合には一度検討してみてもいいでしょう。

窯業(ようぎょう)系サイディングとは、現在日本で最も多く使用されている外壁材です。外壁材にはほかにも金属系サイディング、モルタル、タイル、ALCなどいくつかの種類がありますが、その中でも窯業系サイディングは圧倒的なシェア率の高さを誇っています。この記事では、窯業系サイディングのメリット・デメリットやメンテナンス方法などについてご紹介します。

1窯業(ようぎょう)系サイディングって?

窯業(ようぎょう)系サイディングとは、セメントに繊維質などを混ぜて作られた外壁材のことです。「窯業」とはセメントや砂などを、窯(かま)を使用して高熱処理する工業のことを指し、窯業系サイディングもこのような高熱処理の工程を経て製造されます。

名前はあまり馴染みがないかもしれませんが、現在日本で使用されている外壁材は実はほとんどがこの窯業系サイディングで、なんと70%以上のシェア率といわれています。

デザインがとても豊富で木目調やタイル調など様々な種類があり、カラーも様々で、家を建てる際に希望に合わせて様々なイメージを演出することが可能です。それまで使用されてきたモルタルという塗り壁に比べて施工しやすく初期費用も高すぎないという点も人気の理由でしょう。

2窯業系サイディングの特徴

2-1 メリット

窯業系サイディングのメリットをまとめると以下のようになります。

☑ デザインとカラーがとても豊富

☑ 初期費用が安い

☑ 施工期間が短い

☑ 職人の腕による差がでにくい

☑ 耐火性が高い

●デザインとカラーがとても豊富

窯業系サイディングのデザインのバリエーションは木目調、レンガ調、タイル調、石積み調など様々で、外壁材の中では最も選択肢が多いと言えるでしょう。

本物のタイルなどは費用が高額になることや、天然の木は耐火性が低い点など不安がありますが、窯業系サイディングなら遠くから見ただけではこれら本物と区別がつかないほどの仕上がりにすることもでき、総合的にみて優れた外壁材です。

カラーも豊富なため、様々なイメージを演出することが可能です。

●初期費用が安い

窯業系サイディングは他の外壁材に比べて初期費用が安いこともポイントです。細かいメーカーや性能の違いによっても様々なため一概には言えませんが、1㎡あたりおおよそ3,000~7,000円程度で、金属系サイディングの3,500~9,000円/㎡、タイルの8,000円~30,000/㎡、モルタルの5,000円~7,000/㎡などと比べても最も安い単価で施工ができます。

●施工期間が短い

従来のモルタル(塗り壁)などは、職人が手間をかけてペースト状の外壁材を塗っていく作業が必要でしたが、窯業系サイディングは工場で生産された板状のサイディング材を張っていくことで施工ができるため、施工期間が短く済むのも特徴です。近隣への騒音や、工事中の不便な状態が最小限で済むというのもメリットでしょう。

●職人の腕による差がでにくい

工場で大量生産できる窯業系サイディングは、品質にむらが少ないというのも特徴の一つです。もちろん腕のある業者に依頼するのに越したことはありませんが、モルタルなどに比べれば技術による差が出にくく、業者を探しやすいことなどもメリットの一つです。ただし、施工のしやすさから経験や専門的知識の少ない業者が施工を行っていることなども考えられ、悪徳業者に当たる可能性もあるため、業者を選ぶ際には実績や対応などをしっかりと見極めるようにしましょう。

●耐火性が高い

窯業系サイディングは、国から不燃材料や準不燃材料として認められているほど、耐火性の高い外壁材として知られています。

金属系サイディングをも上回るほどで、おおよそ45分~60分程度火を遮ることができるとされており、近隣で火事などが起きた際には被害を最小限にとどめることができます。

2-2 デメリット

窯業系サイディングのデメリットをまとめると以下のようになります。

☑ メンテナンス頻度が多くなる

☑ 熱がこもりやすい

☑ 素材自体に防水性能がないため塗装が欠かせない

☑ 近くで見ると本物のタイルなどにはやや見劣りする

●メンテナンス頻度が多くなる

窯業系サイディングは、他の外壁材に比べてこまめにメンテナンスが必要です。施工時には表面に塗料が塗られた状態ですが、この塗料は時間の経過とともに劣化して色褪せや剥がれなどが起こります。また、サイディングボード自体もひび割れや反りなどの不具合が徐々に表れ始めます。

これらを放置すると雨漏りやさらなる劣化の原因になるため、定期的に状態を確認し、部分修理や再塗装を行う必要があります。近年ではメンテナンス期間が長いものもありますが、基本的には10年に1度程度は再塗装を、5~7年に一度程度はひび割れの補修やシーリングの補修などの部分修理を行うのが望ましいと言われています。

●熱がこもりやすい

窯業系サイディングは熱を溜め込みやすいという性質があります。冬場は問題ないですが、夏は室内の温度が上がりやすくエアコンなどを使用する頻度が多くなることが考えられます。遮熱効果のある塗料などを使用するのも一つの方法でしょう。

●素材自体に防水性能がないため塗装が欠かせない

素材はセメントを使用しているため、そのままでは防水性能が低いというのも注意が必要です。そのため基本的に防水性の高い塗料を使用していますが、先ほども述べた通り塗料は時間の経過とともに劣化してくるため、防水性能を維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

●近くで見ると本物のタイルなどにはやや見劣りする

デザインの数は豊富ですが、本物のタイルや木の質感に比べると近くで見たときにはやはり少し見劣りするというのは否めません。多く使用されている外壁材のため「どこにでもある印象」になってしまうとの意見もあります。

3施工やメンテナンスについて

3-1 施工にかかる費用

窯業系サイディングの単価は、3,000~7,000円/㎡程です。施工にかかる費用は、サイディング材の費用以外に足場代などの諸経費を含み、一般的な30坪程度の住宅であれば120~230万円程度であることが多いでしょう。カバー工法であれば120~180万程度、張替えであれば150~230万程度と、業者による違いはありますが、通常はカバー工法の方が費用は安くなります。メンテナンスで行う塗装は一回60~100万程度です。

3-2 メンテナンス方法と時期

メンテナンスの方法としては、部分修理、再塗装、カバー工法、張替えの4つがあります。

部分修理はシーリング材やひび割れの補修など、塗装は表面に塗料を塗り直す工事のことです。外壁材は常に外部からの紫外線や雨、衝撃などにさらされていて、建築直後から徐々に劣化が始まりますので、定期的なメンテナンスが欠かせません。ひどい劣化で雨漏りなどを起こすと内部の下地や大切な家財を傷めることにもつながりますので、部分修理や塗装で外壁材としての機能を維持することがとても大切です。

メンテナンス周期の目安としては以下のようになります。

<外壁材別単価一覧>
メンテナンス内容 時期
部分修理 5~7年に一度
再塗装 10年に一度
張替え・カバー工法 25~35年に一度

※環境や施工の状況によっても異なるので、年数はあくまで目安とお考え下さい。

3-3 劣化状況のチェック方法

メンテナンスの判断を行うためには、年数だけでなく実際の劣化の状況をしっかりと確認する必要があります。よくある劣化のポイントとしては以下のようなものがあります。

☑ チョーキング現象

☑ シーリングのひび割れ

☑ 全体の色褪せやコケ

☑ 塗膜の膨れや剥がれ

☑ サイディング材のひび割れ

☑ サイディング材の反り

☑ 雨漏り

チョーキング現象とは表面が劣化することにより触ると手に白い粉がつく状態です。

シーリング材のひび割れや、サイディング材の数か所のひび割れであれば部分修理で直せることがあります。チョーキング現象や塗膜の剥がれ、全体の色褪せなどは再塗装(劣化の度合いによっては張替え)、サイディング材の反りが激しい場合や剥がれがみられる場合、下地まで痛みがある場合には張替えが必要になることが多いです。雨漏りしている場合は、下地まで水が浸入していることが想定されるため、張替えが必要になることが多いです。

3-4 まとめ

窯業系サイディングは初期費用と機能面のバランスが良い外壁材です。シェア数も多いので、迷ったら窯業系サイディングにするというのも一つの方法でしょう。ただし、良好な状態を維持するためにはメンテナンスが欠かせないので、長期的に見て費用計画を立てることも大切です。

外壁・塗装コネクトでは外壁工事を行う業者の紹介を行っております。サイディングの張替え工事や塗装工事をご検討中の方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談ください。

サイディングとは建物の外壁材のことを言います。外壁は常に外部からの紫外線などにさらされているため、建築時には綺麗だった外壁も時間の経過とともに劣化や汚れ、塗膜の剥がれなどがみられるようになります。修理やメンテナンスには表面の塗装や重ね張りなどいくつかの方法がありますが、今回はその中でも特に規模の大きな工事である、張替え工事について解説します。

1サイディングとは?

サイディングとは、建物の外壁を施工したときに一番外側に張る仕上げの外壁材のことです。建築などの知識がない方の中には初めて名前を聞いたという方もいるでしょう。サイディングは、以前に多く普及していた「モルタル」と呼ばれる塗り壁に代わって普及した外壁材で、パネル状になっていて、張り合わせて施工を行います。短い時間で施工ができ、塗り壁のような高度な技術がなくても施工ができるため急速に普及し、現在では国内で使用されている外壁材のうち90%以上のシェア率を誇ります。

2サイディングの張替えを行う時期

2-1 サイディングの耐用年数

サイディングの寿命は種類や使用環境によって異なりますが、一般家庭に多く普及しているものの耐用年数は概ね20年~30年程度と言われています。

メンテナンスの目安としては、シーリング(サイディングのつなぎ目部分)の補修工事は5~7年に1度程度、塗装は10年に一度程度、張替えは20年~30年程度経って劣化が激しくなってきたときに行うのがいいでしょう。

2-2 劣化のチェックポイント

サイディングの劣化症状にはひび割れやチョーキング減少、錆などがあります。そのうち、張替えをした方がいい症状としては以下のようなものです。

①複数個所のひび割れ

ひび割れは最も多い劣化症状の一つで、1、2箇所程度なら接着剤などを使用して補修を行うことも可能ですが、複数個所にあり補修が難しい場合には張替えをするのがおすすめです。

②サイディングボードの一部の剥がれ

外的な事故などではなく劣化によってサイディングボードの一部が剥がれてしまった場合には劣化が激しいことが予想されますので、張替えが必要です。剥がれた部分の下地まで傷んでいるように見える場合には、他の部分も同じように傷みが広がっているケースもあるため十分に注意しましょう。

③全体の色褪せ・コケ

チョーキング現象などは場合には塗装によって解消できる場合もありますが、全体が明らかに変色していたり、コケが発生していたりする場合は張替えの目安でしょう。

④錆や穴あき(金属系の場合)

金属系のサイディングの場合には、経年劣化によって錆や腐食による穴あきが起こることがあります。錆は一度発生すると徐々に広がっていくためできるだけ早く対応するのが大切ですが、広範囲に広がってしまった場合には補修が難しいため、張替え工事が必要です。

⑤雨漏りの発生

外壁から雨漏りが発生している場合には、外壁材はもちろん内部にある下地まで水が浸透してしまっていると考えられるため、一度外壁材を外して内部まで点検や補修を行う張替え工事をする必要があります。

⑥塗膜の剥がれ

塗膜の剥がれは時と場合により、塗装によるメンテナンスをすれば問題ないこともあります。剥がれがひどく外壁材自体が水や紫外線によって傷んでしまった場合や、ひび割れなども多く発生している場合には張替えが必要になることがあります。

3サイディングの種類と費用

3-1 サイディングの種類って?窯業系、金属系、樹脂系、木製系の4つを解説!

サイディングには大きく分けて、①窯業(ようぎょう)系、②金属系、③樹脂系、④木製系の4つの種類があります。

①窯業系サイディング

窯業(ようぎょう)系サイディングは、現在日本で70%以上のシェア率を誇る、最も人気の外壁材です。セメントと繊維質をベースにした素材で、窯(かま)を使って高温で処理をする工程があるため「窯業系」と呼ばれています。メンテナンスを必要とする頻度はやや高めですが、タイル柄、木目柄などデザインがとても豊富で、施工時の費用が比較的安いのが特徴です。

●窯業系サイディングのメリット

・デザイン性が高く様々なイメージを表現することが可能

・耐火性が高い

・施工時の費用が比較的安い

・遮音性に優れている

・近年では色褪せに強いタイプや、汚れを落としやすくする機能が備わったものもある

・工期が短くて済む


●窯業系サイディングのデメリット

・素材自体に防水性がない(表面に塗装が必要)

・塗膜が劣化してくると防水性が落ちるので、10年に1度程度は再塗装のメンテナンスが必要

・メンテナンスが他の外壁材より多くなる

・熱を溜め込みやすく室温が上昇しやすい(遮熱効果のある塗料を塗ることで軽減できる)

②金属系サイディング

窯業系サイディングの次に多く普及している外壁材です。その名の通り金属の素材を使用しており、ガルバリウム、アルミなどの種類があります。種類によっては初期費用が高くなることがありますが、メンテナンス頻度は窯業系最ディングよりも少なく済むといわれており、軽量で耐震性や防水性といった機能面が優れているのが特徴です。窯業系サイディングとはまた違ったすっきりとしたスタイリッシュな雰囲気が魅力の一つでしょう。

●金属系サイディングのメリット

・軽量で建物への負担が少ない(窯業系の4分の1から8分の1程度の重さしかない)

・耐火性が高い

・断熱性、耐震性に優れている

・窯業系よりもメンテナンスまでの期間が長い

・スタイリッシュな印象


●金属系サイディングのデメリット

・デザインのバリエーションは窯業系の方が多い

・施工時の費用が窯業系よりも高くなることがある

・酸性雨や塩害に弱い

・劣化するとサビが発生することがある

・外的な衝撃に弱く凹みや傷がつきやすい

③樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは海外では多く使用されていますが、日本ではまだほとんど普及はしていません。塩化ビニール樹脂を使用しており、金属系サイディングよりもさらに軽量で、強度が高い外壁材です。表面の色褪せなどにも強いので、塗装や補修などのメンテナンスが他のサイディングよりも少なく済むといわれています。しかし、施工できる職人が少なく費用も高額になります。

●樹脂系サイディングのメリット

・軽量で建物への負担が少ない(金属系サイディングよりもさらに軽い)

・耐久性が高くメンテナンスの手間がかからない

・塩害や凍害に強い(海岸近くの住宅や寒冷地域などでは好まれる)


●樹脂系サイディングのデメリット

・施工できる職人が少なく業者選びが大変

・初期費用が高額になる

・デザインが窯業系や金属系に比べて非常に少ない

④木質系サイディング

木質系サイディングは、その名の通り天然の木を使用した外壁材です。木の温もりや風合いを楽しめることが何より大きな特徴でしょう。他の外壁材に比べてメンテナンスなどが大変なこと、耐火性が低いことなどがあり通常はほとんど使用されることはありませんが、外壁にこだわる場合や、木目の美しさを保つためのこまめな手入れが苦にならない場合には良いでしょう。

●木質系サイディングのメリット

・天然の木の風合いを楽しむことができる

・断熱性が高い


●木質系サイディングのデメリット

・木目の美しさを保つにはこまめなメンテナンスが必要

・耐火性が低い

3-2 サイディング以外の外壁材

外壁材にはサイディング以外にもいくつか種類があります。

①モルタル

モルタルとは「塗り壁」のことで、セメントと砂を水で練って作ったペースト状の外壁材です。サイディングが登場してからは採用される機会が減りましたが、昔ながらの風合いがあり、日本家屋などには根強い人気があります。ペースト状のため曲面でも塗ることができることが大きな特徴でしょう

●モルタルのメリット

・曲面でも施工ができる

・昔ながらの風合いを楽しめる

・耐火性が高い


●モルタルのデメリット

・手間がかかり職人の技術もいるため費用が高い

・ひび割れが起きやすい

②ALC

ALCとは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、「軽量気泡コンクリート」のことを言います。内部に気泡があるためコンクリートよりも重量が軽いことが大きな特徴で、建物への負担が少なく耐震性に優れています。他の外壁材に比べてつなぎ目が多く、外壁材本体よりもつなぎ目を埋めているシーリング材方の劣化が早いため、定期的に補修をしないと雨漏りの原因になると言われています。しかし、頑丈で耐久性が非常に高く優秀な外壁材です。

●ALCのメリット

・軽量で耐震性に優れている

・断熱性、遮音性、耐火性も高い

・頑丈で耐久性が非常に高い(高層ビルなどでは好まれる)


●ALCのデメリット

・初期費用が高額になる

・防水性がやや低い

・シーリング材の定期的な補修が必要

③タイル

タイルは初期費用が高額になるものの、耐久性が高く、見た目の高級感が人気の外壁材です。水を吸わないので、防水性が高く汚れにくいのも特徴です。費用の関係で採用されることは稀ですが、こだわりがある方にはおすすめです。

●タイルのメリット

・見た目に高級感がある

・頑丈でメンテナンスも少なくて済む

・防水性が高く汚れにくい


●タイルのデメリット

・初期費用が高額になる

・地震による剥離の可能性がゼロではなく、耐震性がやや劣る

3-3 種類別の費用一覧

では、外壁材によって費用はどのくらい異なるのでしょうか。

施工費用は1㎡あたりの単価と施工面積によって計算されるため、施工面積が異なれば全体の費用は大きく異なりますが、ここではまず外壁材ごとの単価をご紹介します。

<外壁材別単価一覧>
外壁材 単価 耐用年数 メンテナンス頻度
窯業系サイディング 3,000~7,000円/㎡ 30年程度 7~10年に一度
金属系サイディング 3,500~9,000円/㎡ 30年程度 10~15年に一度
樹脂系サイディング 4,000円~9,000/㎡ 30年程度 10~20年に一度
木質系サイディング 5,000円~8,000/㎡ 20~30年程度 8~10年に一度
モルタル 5,000円~7,000/㎡ 30~40年 5~10年に一度
ALC 6,000~10,000円/㎡ 60年 5~10年に一度
タイル 8,000円~30,000㎡ 40年 15~20年に一度

※施工価格は業者によって異なります。

一つの種類の中でもメーカーや加工の度合い、細かい素材の違いなどによって価格が異なります。(例えば金属系サイディングでは、ガルバリウム鋼板の場合は3,500円~6,000円/㎡程度、アルミニウムの場合には5,500円~9,000円/㎡程度が目安となります。)

耐用年数は目安としてはサイディングであれば20~30年程度となります。環境や手入れをどの程度行ったかによって異なり、海辺の地域や極端に寒い地域では劣化が早まることや、手入れを全くしないと塗膜が早い段階で機能しなくなり雨などによって外壁材まで劣化するケースがあります。

4工事の費用を徹底解説

4-1 工事全体にかかる費用

1回の張替え工事にかかる費用としては、100万円~250万円程度であることが最も多いと言われています。

外壁の面積によって大きく異なりますが、30坪で2階建ての一戸建て住宅の例で考えると、金属系・窯業系のサイディングへの張替えなら120万円~200万円、樹脂系・木質系のサイディングへの張替えなら150万円~230万円、タイルやALCへの張替えなら200~400万円程度が大まかな目安です。

これらの価格の中には3章で説明した外壁材の費用以外に、足場代や管理費などの諸経費が含まれていますので、以下で詳しくご説明します。

4-2 外壁材以外にかかる「諸経費」

外壁の張替え工事には新しい外壁材の費用以外にも、足場代、コーキングなどの補修代、既存外壁材の撤去代、養生代、管理費などの諸経費が含まれます。諸経費の目安としては以下のようになります。

<外壁材別単価一覧>
項目 単価
新しい外壁材 3,500~8,500円/㎡(※種類による)
既存外壁材の撤去 1,000~1,500円/㎡
防水シート 300~600円/㎡
シーリング補修代 800~1,200円/m
養生 200~500円/m
足場代 600~1,500円/㎡
管理費 工事費用の5~10%

※施工価格は業者によって異なります。

諸経費の書き方は業者によって異なり、既存外壁材の撤去代を新しい外壁材の費用に含めて記載する場合や、管理費に人件費が含まれて20%前後となっている場合もあるようです。(人件費は別には記載されず、新しい屋根材の単価が施工費も含めた価格になっていることも多いです。管理費が人件費込みの名目で高額に記載されている場合には、他の項目も含めて高すぎないかよく確認しましょう。)

5安全に費用を抑えて工事をする方法

張替えの費用は窯業系・金属系のサイディングであっても120~200万円程度と高額で、家計への負担も考えられます。とにかくできる限り費用を抑えて施工したいという方も多いですが、業者の選び方を間違えると施工不良などに繋がる可能性があり、早い段階で再工事が必要になるなど余計にお金がかかってしまったという例もあります。この章ではできる限り安全に費用を抑える方法についてご紹介します。

5-1 サイディング工事に使用できる補助金

外壁の工事は場合によっては国や自治体から補助の対象になります。対象となる可能性があるのは「省エネリフォーム」もしくは「耐震リフォーム」に該当する場合で、遮熱機能のある外壁材や現在より耐震性が高い外壁材を選んだ場合です。申請などに手間がかかる面もありますが、もしも審査に通ると数十万円単位で補助が受けられることもあります。

自治体によって制度は様々で、申請の条件もそれぞれ異なります。よくある条件としては「税金を滞納していないこと」「居住のための建物であること」などですが、これ以外にも様々な条件があります。

補助金を使って費用を抑えるのは最もリスクの少ないやり方ですので、一度検討してみて損はないでしょう。制度については自分が住んでいる自治体のHPなどで調べることができます。

5-2 業者による費用の違いについて

工事の費用は施工業者によって様々ですが、メーカーが出している外壁材などの価格にはある程度の相場があります。仕入れの方法などによって多少の違いは出るものの、基本的には一定以上安くすることは困難です。また、人件費などについても、必要な期間、無理のない人数で確実に作業をするためには最低限必要な人員を確保しなければなりません。

費用の異なる理由としてよくあるのは、下請け業者が入っているかどうかという点です。自社ですべてを施工することができる外壁の専門業者に比べ、大手のハウスメーカーや工務店に工事を依頼した場合には下請け業者に再度工事を依頼するため中間マージンが発生する可能性があります。できる限り自社で施工を行ってくれる業者に依頼することで費用を抑えることができます。

また、業者のスケジュールの空き状況、施工する自宅からの距離、得意分野かそうでないかなどによっても費用が異なる可能性があります。

5-3 悪徳業者に騙されないためのポイント

費用はもちろん安い方が家計への負担は軽くなりますが、外壁工事は安ければいいというものではないので注意が必要です。あまりに安い価格を見た場合まず気を付けなければならないのが、本来必要な部分の費用が削られてはいないかということです。悪質な業者にあたってしまった場合、費用を安いと見せかけ契約させた上で手抜き工事をされるなどといったケースがあります。また、業者に無理な値下げを要求したことが原因で起こってしまう可能性もあります。工事に失敗しないためには、業者選びの際に以下のようなことを意識しましょう。

①相見積もりをする

外壁の張替え工事は、家の面積や劣化状況によって費用も様々です。ネットで調べた相場だけではわからない部分が多く、正確な価格を知るためには実際に業者に現地調査をしてもらい見積もりを確認するしかありません。1社だけでは価格が適正かどうかを見極めるのが非常に困難なため、複数業者に見積もりを依頼する相見積もりを行うことはとても重要です。価格だけではなく、業者の対応などについてもしっかりと比較し見極めるようにしましょう。

②即決しない

悪徳業者の中には契約を急かすパターンが少なくありません。「できるだけ早く工事をしないと危険」「いまを逃すと費用が高くなる」など必要以上に急いで契約させられそうになった場合には要注意です。もちろん、工事業者にもスケジュールがあるため、本当に後ろの予定が詰まっていて早めでないと工事ができないという場合もありますが、優良な業者であればこちらが考える時間が欲しいと言っているにも関わらず無理に急かすようなことはまずありません。契約を急かすのは相見積もりをさせないためや、冷静な判断をさせないためである可能性があると思っておきましょう。契約する際には絶対にその場で即決はせず、1日でも考える時間を設けて冷静に判断することが大切です。

③質問をする

現地調査や見積書を見たときに、何か気になることがあればできるだけ業者に質問をするようにしましょう。

建築用語や見積書の見方は本来一般の方にとっては見慣れないもので、難しく感じて当然のものです。それらを質問した時に丁寧に説明してくれない業者はいい業者とは言えませんし、納得できないまま工事をしても後にトラブルになってしまうこともあります。

質問をしたときにあやふやなことしか教えてくれない業者や、不親切な対応をする業者だった場合には、後のことも考えて契約は控えた方が無難でしょう。

5-4 まとめ

サイディングには様々な種類があり、それぞれ価格や特徴が異なります。張替えをする際にはそれぞれのメリット・デメリットなどをよく確認し、ライフプランに合わせて最適なものを選ぶのが大切です。

また、業者選びは工事の中でも最も重要なポイントの一つです。それぞれの業者に得意分野があるため、使用したい外壁材が決まっている場合はそれにあった業者を選ぶようにしましょう。価格や対応などを見極めるためにも、複数業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。

外壁・塗装コネクトでは、地域の優良業者のご紹介を行っております。業者選びにお困りの方や、相見積もりをご希望の場合にはお気軽にご相談ください。

外壁には様々な種類がありますが、中でもサイディングは日本でとても多く使用されている外壁材です。

一般的にサイディングの外壁は、定期的に塗装によるメンテナンスが必要だと言われています。しかし、施工時にはメンテナンスなどについてあまり意識しておらず、後になってから塗装などが必要と知って困ってしまったという方もいるかもしれません。

サイディングの塗装はどうして必要なのでしょうか。また、本当にどんな場合でも絶対に塗装が必要なのでしょうか。この記事では、サイディングの塗装工事について基礎からご紹介します。

1サイディングの塗装工事は必要?

1-1 塗膜の役割と経年劣化

外壁は種類によって表面に塗装が施されているものとそうでないものがあります。

サイディングは基本的には全ての場合に表面に塗装がされていて、塗膜の経年劣化によって外壁の機能が低下していきます。

●塗膜の役割

塗膜の役割としては、外壁材の防水性を保つこと、紫外線などから家を守ること、熱を通しにくくすること、汚れをつきにくくすることなどがあげられます。

これらの中でも特に重要なのが防水性を保つことで、サイディングの中でも主流の窯業系サイディングは主にセメントなどを原料にしているため素材自体に防水性がなく、表面の塗膜がしっかりしていなければ雨水などを吸って傷んでしまいます。窯業系サイディングに比べれば一見防水性が高そうに見える金属系サイディングであっても、長期的に水にさらされていれば錆などの原因になるため、塗膜によって表面を保護することが必要です。

また、外壁材の種類によっては熱を通しやすいものがあり、室内の温度調節のために冷暖房などの使用が増えてしまうケースもあります。塗料の中には耐熱性が高く、こういった状況を緩和するために使用されているものもあります。

●経年劣化

塗膜の経年劣化とは具体的には、塗膜の剥がれや膨れ、ひび割れ、変色、よごれなどを刺します。

劣化の状況は塗料の種類や建物の環境にもよるため一概には言えませんが、剥がれやひび割れがある場合には既にその部分は塗膜が外壁材を守れていないということになりますので、早い段階で再塗装を行う必要があります。

変色、よごれなどは程度によりますが、外壁全体の変色が目立つ場合にはメンテナンスのサインです。よごれはそれほどひどくなければ問題ありませんが、広範囲がよごれたまま落ちない場合には外壁表面の撥水性がかなり落ちていることが予想されますので、ひび割れなど他のトラブルがないかよく確認しましょう。コケやカビが多く生えている場合も注意が必要です。

1-2 基本的な塗料の耐用年数

塗料にはいくつかの種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。多くの場合は耐用年数が長いものほど高額になる傾向にあります。ただし、外壁との相性や環境によっても異なるので、状況にあった塗料であることが大切です。

基本的な塗料には、シリコン樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、ラジカル制御型塗料、遮熱系塗料、光触媒塗料などの種類があり、大まかな耐用年数は以下のようになります。

塗料 耐用年数
アクリル樹脂塗料 5~8年
ウレタン樹脂塗料 7~10年
シリコン樹脂塗料 10~13年
フッ素樹脂塗料 15~20年
ラジカル制御型塗料 10~15年
光触媒塗料 15~20年
遮熱系塗料 15~20年

それぞれの塗料の価格については今回の記事では詳しく触れませんが、耐用年数が長いものと短いものでは、単価が倍近く違うこともあります。近年では価格と機能性のバランスがいいシリコン樹脂が最も人気で、耐用年数は10~13年程度です。5~8年程度ならまだ塗装は必要ないことも多いですが、10年近くたったら少しずつ様子を見てメンテナンスを検討しましょう。

塗料の価格や特徴についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので合わせてご覧ください。

1-3 塗装工事をしなかった場合

塗膜は外部の雨や紫外線、汚れなどから外壁材を守る大切な役割を担っています。塗装のメンテナンスをしなかった場合、外壁材自体の劣化が進み、最悪の場合雨漏りなどが起きてしまう可能性もあります。

●ひび割れ部分からの雨水の侵入

外壁材自体に防水性能がない窯業系サイディングなどの場合には、水による腐食には十分に注意する必要があります。ひび割れた部分から雨水が浸入すると外壁材が水を吸い込んでしまい、腐食やカビなどのトラブルが出てくる可能性があります。

●下地の劣化

外壁材が水によって傷んでしまうと、外壁材の内部にある下地などに影響してしまう可能性があります。外壁材だけの劣化であれば張替え工事での修復が可能ですが、下地まで劣化してしまうとより大規模な工事が必要になります。

※下地まで水が到達してしまうような場合には、塗膜の劣化だけでなくシーリングなどの傷みなども考えられます。

●雨漏りの発生

水がさらに深くまで侵入してしまうと、壁に雨漏り跡などが現れることがあります。大切な家財を傷めてしまうだけでなく修理には費用も掛かってしまいます。

●見た目が悪くなる

塗膜が劣化すると水の弾きが悪くなるため、汚れなどが目立つようになります。また、塗膜そのものが変色してしまうことなどもあり、見た目の印象が悪くなってしまいます。

2ランニングコストを抑えるには

2-1 塗装が必要ないサイディングはある?

サイディングはほとんどの場合で塗装によるメンテナンスが必要ですが、中には製品化される時点で「無機コーティング」「フッ素コーティング」などのコーティングが表面にされており、さらに上から塗料を塗る必要がないものもあるようです。建築から時間が経っているにも関わらず上にあげたような劣化現象がみられない場合にはこういったコーティングがされている可能性もあり、一度業者に確認してみるのが早いでしょう。

しかし、多くの場合は塗装が必要ですので、施工時には十分注意が必要です。「メンテナンスフリー」などの広告を目にすることがあるかもしれませんが、「シーリングの補修が必要ない」「セルフクリーニング機能がある」という意味でメンテナンスフリーという言葉を使っている可能性もあるため、しっかりと確認することが大切です。

また、まったく塗装が必要ないという場合はそもそもサイディング以外の外壁材である可能性もあります。タイル、レンガなどサイディング以外の外壁材では、塗装自体をしないので再塗装のメンテナンスも必要ありません。

2-2 塗装回数をできるだけ少なくする方法

塗装の回数をできる限り減らしたいという場合は、以下のようなことを注意してみてもいいでしょう。

●塗装サイクルの長いサイディングを選ぶ

塗装のサイクルはサイディングの種類によって異なります。一般的には窯業系サイディングであれば10年に一度程度は塗装が必要と言われていますが、金属系サイディングであれば10~15年に一度程度、樹脂系サイディングなどは20~30年に一度程度と言われています。

塗装が必要かどうかは劣化の状況によって異なりますので、年数はあくまで目安と考えましょう。

●耐用年数が長い塗料を選ぶ

耐用年数が長い塗料を選べば、その分再塗装の回数は少なくなります。耐用年数が長い塗料は費用が高い傾向にありますが、何度も塗り替えをすることと比較すれば、長い目で見ればそれ程割高ではないというケースもあります。一度にまとまった費用を用意できる場合は、耐用年数が長いフッ素塗料や、遮熱系塗料などを一度検討してみてもいいでしょう。ただし、使用している外壁材によって塗料との相性があり、相性が悪ければ思うような効果を期待できない可能性もありますので、実際の塗料選びは業者とよく相談して行うことが大切です。

●優良業者を探す

塗料の塗り方はとても重要なポイントです。いくら耐用年数が長いと言われている塗料でも、例えば下塗り、中塗りの工程がきちんと行われていなかったり、塗料を塗る前の高圧洗浄が不十分だったりすると、数年で塗料が剥がれて再塗装が必要になってしまう可能性もあります。業者を選ぶ際には、対応や実績などをよく確認して、慎重に選ぶことが大切です。

また、DIYなどで塗装を行った場合にも、高圧洗浄など業者が使用するような専用の機械がないことなどから、こういった早期の不具合は起こりやすくなります。塗装工事はできる限り業者に依頼するのがおすすめです。

2-3 まとめ

サイディングの外壁では、ほとんどの場合塗装によるメンテナンスが必要です。正しいやり方でメンテナンスを行うことが、外壁の状態を良好に保って大切な家財などを守ることにもつながります。定期的に外壁の状態をチェックして、適切な工事を行うようにしましょう。

また、外壁塗装の業者をお探しの方、相見積もりをご検討中の方は、外壁・塗装コネクトにご相談ください。当社に登録の優良業者の中から、お客様の地域や工事内容に合わせた業者をご紹介させていただきます。

外壁に使用されているサイディングボードは、頑丈な素材であっても永遠に使用できるというものではありません。建築から時間が経つにつれて少しずつ劣化していくものであるため、長い間いい状態を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。この記事ではサイディングのよくある劣化症状や、必要なメンテナンスについてご紹介します。

1サイディングのよくある劣化症状

サイディングの劣化症状には、色褪せ、ひび割れ、チョーキング現象、コケの発生、塗膜の剥がれなどがあげられます。まずはこれらの症状について、劣化の深刻度別にご紹介します。

1-1 深刻度【低】の劣化症状

☑ カビやコケが所々に発生している

☑ 水の弾きが悪くなり表面に汚れが目立つ

☑ 部分的に色褪せがみられる

●カビやコケの発生

日が当たりにくい面や、湿気が溜まりやすい面は次第にカビやコケなどが発生します。部分的なカビの発生や、日が当たらないところにコケが少し生えている程度であれば、まだ外壁としての機能が衰えているわけではないでしょう。ただし、カビなどは人体に悪い影響もあるため、気になる場合には定期的な洗浄などで取り除くのがおすすめです。また、コケやカビが広範囲に及んでいる場合には表面に塗られている塗料の撥水機能が衰えていることも考えられるため塗装工事によって機能を回復するのも一つの方法です。

●水の弾きが悪くなる

サイディングボードの表面に塗られている塗料が紫外線などによって徐々に劣化すると水の弾きが悪くなります。なんとなく汚れが付きやすい、水を弾いている感じがしないという程度であれば、まだそれほど外壁材自体が劣化しているわけではありませんが、外壁材が水を吸っていたり、コケが大量に発生したりするような場合には塗料の防水機能がかなり低下していることが考えられるため、再塗装を検討してもいいでしょう。

●部分的な色褪せ

外部からの紫外線などの影響によって部分的に色褪せが起こることがあります。大きな欠損やひび割れ、剥がれなどがない場合にはまだそれほど外壁材自体が傷んでいるわけではないですが、見た目が気になる場合には洗浄や再塗装を行ってもいいでしょう。色褪せだけでなく、シーリングの劣化、チョーキング現象などがある場合には、しっかりとした塗装やメンテナンスが必要ですので、一度業者に依頼して劣化の度合いを確認してみることも大切です。

1-2 深刻度【中】の劣化症状

☑ シーリングに小さなひび割れがみられる

☑ チョーキング現象がみられる

☑ サイディングボードに小さなひび割れがある

☑ 部分的に錆がみられる(金属系)

☑ 外部からの衝撃によって部分的に凹みなどがみられる

☑ 全体に色褪せがみられる

☑ 部分的に塗膜の剥がれや膨れがみられる

●シーリングの小さなひび割れ

シーリング(コーキング)とはサイディングボードのつなぎ目部分を埋めているゴム状の素材です。紫外線などに弱くサイディングボード自体よりも劣化が早いため、建築から5年程度経つとひび割れなどがみられることがあります。外壁材自体の状態が良くても、ひび割れたシーリング部分から水が浸入するケースなども少なくないため、劣化に気づいたら早めに補修を行うことが大切です。

●チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁の表面を触った時などに白い粉のようなものが付着する現象をいいます。表面に塗られている塗料の劣化などによっておこるもので、症状がみられた場合には再塗装などで塗膜の機能を回復させることが大切です。

●サイディングボードの小さなひび割れ

サイディングボード自体に小さなひび割れなどがみられる場合は、シーリングのひび割れと同様にしっかりと補修が必要です。程度によりますが、ごく小さなひび割れで範囲もそれほど広くない場合には簡単な補修で済むこともあります。割れ目からの劣化が激しい場合や、すでに水が浸入している場合などには大規模な工事が必要でしょう。

●部分的な錆(金属系)

錆は金属系のサイディングに多い現象です。近年多く使用されているガルバリウム鋼板などは、以前のトタンなどに比べると錆に強いと言われていますが、それでも雨の影響や時間の経過による塗膜の劣化などによって錆が少しずつ現れます。錆は一度発生してしまうとどんどん広がってしまうため、初期の段階でしっかりと修理を行うことが大切です。

●外部からの衝撃による凹み

特に金属系のサイディングに多いですが、台風などの災害のときなどに外からの飛来物などによって外壁の一部が凹んだり傷ついてしまったりすることがあります。多少の凹みであればそれほど外壁自体の機能に大きく影響することはありませんが、放置するとさらなる劣化を招く可能性もあり、早い段階で修理してしまうに越したことはありません。部分的な張り替えなどで対応できる場合もあります。

●全体の色褪せ

色褪せについては先に説明しましたが、建物全体が色あせている場合や、他箇所にも劣化がみられる場合などは注意が必要です。外壁材自体が傷んでいる場合、雨漏りや害虫の侵入といったリスクもあるため、一度劣化の状態を業者などに依頼して確認してみるといいでしょう。全体の張替えが必要な場合には、雨漏りなどで下地の痛みなどを起こす前に早い段階でやってしまうのがおすすめです。

●部分的な塗膜の剥がれや膨れ

塗膜の部分的な剥がれや膨れは、劣化症状の中でもよく見られるものの一つです。サイディングの表面に塗られている塗料は、見た目だけでなく外壁材自体を水分や紫外線から守る重要な働きをしています。外壁材の中には、そのものの防水機能が低く、塗膜の防水機能に頼っているものもあるため、塗膜の剥がれを放置すると早い段階で外壁材自体が劣化してしまうことも考えられます。剥がれや膨れがみられた場合は塗膜の劣化の合図ですので、再度塗装を行ってしっかりと機能を維持することが大切です。

1-3 深刻度【高】の劣化症状

☑ サイディングの反りがみられる

☑ シーリングのひび割れ、変形、変色がひどい(防水機能をはたしていない)

☑ サイディングボードの広範囲のひび割れや、欠け、剥がれがみられる

☑ 錆による腐食が激しい(金属系)

☑ 外部からの衝撃による凹みや穴あきなどの傷みがひどい

☑ 塗膜の剥がれや膨れが広範囲に及んでいる

☑ 雨漏りが発生している

●サイディングの反り

サイディングボードに反りみられる場合は劣化が進行していることが考えられるため、張替えなどが必要になることが多いです。反りがわかりにくいという場合には、サイディングボートの端の方に浮き上がっている箇所などがないか確認してみましょう。

●シーリングのひび割れ、変形、変色

シーリングは先にも説明した通り、劣化が早いためひび割れなどを起こしやすい場所です。小さなひび割れなどを放置し、全体が硬くなり変形や変色などを起こしている場合や、剥がれや浮きがみられる場合には防水機能を既に果たせていないことも考えられます。水や害虫が浸入することにもつながり、外壁全体にダメージを与えてしまうことにもなりかねないので、早い段階でしっかりと補修を行うことが大切です。

●サイディングボードの広範囲のひび割れや欠け

サイディングボード自体のひび割れが進んで広範囲に及んでいる場合や、劣化による一部の剥がれや欠損がみられる場合には張替え工事などが必要です。痛みが広がる程下地の補修などに費用もかかるため、早い段階で修理しておくことが大切です。

●錆による腐食が激しい(金属系)

金属系のサイディングで錆が外壁全体に広がってしまったときや錆びた部分から穴が開いてしまったときには、全体の張替え工事が必要となることが多いです。

●外部からの衝撃による凹みや穴あき

外部からの衝撃による損傷の中でも、台風などによって一部が大きく欠落した場合や、外壁材に穴が開いてしまった場合には、そこから水が浸入して家財などを傷めてしまうことにもつながります。業者に依頼して欠損した部分を早急に直すことが大切です。

●広範囲の塗膜の剥がれや膨れ

塗膜の剥がれが広範囲に進行してしまうと、外壁材自体が塗膜の剥がれた部分から侵入した水分などによって傷んでしまうことがあります。程度によって外壁材の傷みが少ない場合には塗装工事で済むこともありますが、外壁材自体が傷んでしまってからでは張替え工事などをするしかないということも考えられます。

●雨漏りの発生

雨漏りは原因によって対処方法も異なりますが、外壁の亀裂やシーリングの劣化した箇所から水が浸入したことによって雨漏りが発生している場合には、基本的にはその部分の外壁材を一度すべて剥がして下地の状況まで確認し修理を行う必要があるため、張替え工事が必要になります。

2サイディングの修理方法と時期

2-1 サイディングの修理方法

サイディングの修理方法としては、シーリングの補修工事、塗装工事、張替え工事などがあります。

主な症状 費用
シーリングの補修・部分修理 ・シーリングのひび割れ
・シーリングの変形など
・外壁材の小さなひび割れ
5万~
(足場の設置が必要な場合は30万以上かかることも)
塗装 ・塗膜の剥がれ
・塗膜の膨れ
・全体の色褪せ
・カビやコケの発生
60~120万程度
張替え・カバー工法 ・サイディングボードの反り
・欠損や広範囲のひび割れ
・塗膜の劣化と外壁材の自体の劣化
・雨漏り
・広範囲の錆
80~250万程度

築年数などによってもどういった工事が適しているかは異なります。また、長い目で見て今後さらに頻繁に補修などが必要になりそうな場合などは、メンテナンスの頻度が少なくて済む外壁材に張替えを行うこともあります。

2-2 メンテナンスサイクルの目安

メンテナンスは劣化の状態を見て判断することも大切ですが、どのくらいの年数で補修が必要なのかの目安としては以下のようになります。

シーリング補修・部分修理 塗装 張替え・カバー工法
窯業系サイディング 5~7年に一度 10年に一度 30年に一度
金属系サイディング 5~10年に一度 10~15年に一度 30年に一度
樹脂系サイディング なし※/10年に一度 20~30年に一度 30~40年に一度
木質系サイディング 3~7年に一度 5~10年に一度 20~30年に一度

※樹脂系サイディングはシーリングを使用しないで施工できるものもあります。

サイディングの種類によってはメンテナンスが少なければその分初期費用が高額になるという可能性もあります。初期費用については以下の記事でも詳しく解説しています。

また、塗装の頻度についてはサイディング材の種類というより塗られている塗料の種類によって異なります。塗料の種類と耐用年数については以下の記事を合わせてご覧ください。

2-3 まとめ

劣化の状況を見極めて適切な工事を行うことは、外壁を長持ちさせて長く家に住み続けるためにとても重要です。小さなひび割れなどの劣化を見逃してしまい雨漏りなどのトラブルが発生してしまうと、工事の価格もひび割れ修理だけの時よりもずっと高額になります。不要な費用をかけないためにも、定期的にメンテナンスを行うことはとても大切でしょう。

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